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サンマルツァーノの検証レビュー

最終検証: 2026年3月

伝統品種(イタリア) / 調理用 / 60〜80g

3.85
サンマルツァーノの写真
出典: Wikimedia Commons

イタリア・ナポリ近郊が原産の伝統的な加工用トマト。細長いプラム型で果肉が厚く、種とゼリーが少ない。缶詰トマトの最高峰「D.O.P.認定サンマルツァーノ」の原料品種として世界的に有名。ピザやパスタのソースに使うと本場イタリアの味が再現できる。

調理用イタリア伝統ソース向き上級者向け

評価詳細

総合評価
3.85
味(甘み・旨み)
4.00
育てやすさ
2.50
耐病性
2.30
収量・実つき
3.20
用途の幅
4.50
購入おすすめ度
3.10

基本情報

開発元伝統品種(イタリア)
分類調理用
果重60〜80g
糖度(Brix)5度前後
草姿非決定性
収穫までの日数約70日
植え付け時期5月
収穫時期7月〜9月
苗価格目安種: 300〜500円(輸入種子)
入手先通販・種苗専門店(限定的)
プランター栽培× 非対応
耐病性特になし
おすすめ用途トマトソース、ピザ、缶詰・保存食

良い点

世界最高峰の加工用トマト
果肉が厚く濃厚なソースが作れる
本場イタリアの味を再現できる
保存食(トマト缶・ドライトマト)作りに最適

気になる点

生食には向かない
日本の気候では栽培が難しい
耐病性が低い
種の入手が難しい

サンマルツァーノの特徴

サンマルツァーノはイタリアのカンパニア州で生まれた伝統品種で、世界で最も有名な加工用トマトの一つ。果実は細長いプラム型で果重60〜80g、果肉が非常に厚くゼリー部分が極めて少ない。この特性により、トマトソースを作る際に水分が少なく濃厚なソースが短時間で仕上がる。糖度5度前後と生食には向かないが、加熱すると酸味が和らぎ旨みが凝縮される。栽培面では日本の高温多湿環境にはあまり適しておらず、青枯病や疫病に注意が必要。ハウス栽培や雨よけ栽培が推奨される。

編集部の検証結果

1品種の来歴・信頼性

イタリア・カンパニア州の伝統品種。D.O.P.(原産地呼称保護)認定を受けた品種で、EU法で産地と品種が厳格に管理されている。日本で流通している種子は適応品種やF1交配種の場合もある。

2栽培者の声

X上では「サンマルツァーノで作ったピザソースは別格」「トマト缶作りに挑戦」という料理好きの声が多い。一方「日本だと栽培が本当に難しい」「枯れた」という栽培の失敗報告も多い。

3編集部の総合判断

本格的なイタリアンソースを自家製したい上級者向け品種。栽培難易度は高いが、成功すれば市販のトマト缶とは比較にならない味のソースが作れる。日本の気候ではハウス栽培が無難。初めての加熱用トマトならシシリアンルージュの方がリスクが低い。

みんなの当たり報告

X上の当選報告: 栽培報告少数
※ X上の実際の投稿を引用しています。当選を保証するものではありません。

よくある質問

サンマルツァーノは初心者でも育てられますか?
サンマルツァーノはやや栽培経験が必要な品種です。初心者はフルティカやアイコから始めることをおすすめします。
サンマルツァーノの糖度はどれくらいですか?
サンマルツァーノの糖度は5度前後です。
サンマルツァーノはプランターで育てられますか?
プランター栽培には向きません。地植えでの栽培を推奨します。
サンマルツァーノの苗はどこで買えますか?
通販・種苗専門店(限定的)。価格は種: 300〜500円(輸入種子)が目安です。
サンマルツァーノの収穫時期はいつですか?
植え付けは5月、収穫時期は7月〜9月です。
サンマルツァーノはどんな料理に向いていますか?
トマトソース、ピザ、缶詰・保存食に向いています。

サンマルツァーノと他品種を比較

編集部
トマト品種ナビ編集部

主要20品種の開発元・品種登録情報・栽培実績を独自調査し、味・育てやすさ・耐病性・収量・用途の幅の5軸で検証評価。 家庭菜園愛好家の栽培報告や農業試験場のデータも参考にした上でランキングを作成しています。